12日午前3時ごろ、四日市市久保田1の市道で、覆面パトカーが追跡していた乗用車が赤信号で交差点に進入し、同市芝田1、会社員の男性(32)の乗用車と衝突、男性は右肩の骨を折る重傷を負った。県警四日市南署などは、運転していた男らが同市内の弁当店で盗みをしようとしたとして、愛知県豊明市の無職の男(40)ら2人を窃盗未遂の疑いで逮捕した。
同署によると、同午前2時50分ごろ、四日市市内の弁当店で侵入を知らせる警報が作動し、急行した県警機捜隊の覆面パトカーが近くを走行する不審車両を発見、サイレンを鳴らして追跡した。車は約5キロ逃走した地点で事故を起こし、さらに約5キロ逃走し、午前3時半ごろ、桑名市内の国道23号でガードレールに衝突して停止した。同署の調べに対し、男らは「他にもう2人いた」などと供述しているという。同署は逃走の際、男らが故意に信号を無視したとして、危険運転致傷容疑の適用も視野に入れ、調べている。
県警機捜隊の中川博副隊長は「不審車両に停止を求めるべく追跡した。追跡方法は適正だったと考えている」と話している。【大野友嘉子、谷口拓未】
〔三重版〕
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