16歳の少年2人が13日、美濃加茂市内で盗んだ軽自動車でドライブ中に下呂市内でパトカーに見つかり約30キロにわたって逃げ回った末、警察に協力したトラックに道を“封鎖”されて車を止められ、緊急逮捕された。
加茂署によると、13日午前4時45分ごろ、下呂市内で盗難車に乗っている少年2人を警ら中の下呂署員が発見。少年らは停車せず、国道41号を美濃加茂市方面に向けて逃走した。同5時15分ごろ、連絡を受けた加茂署員が、川辺町の同国道で待ち受けていると、少年らが乗った軽自動車が現れたため、通りすがりのトラックに協力を求めて国道をふさぐようにトラックを止め、軽自動車を停車させた。トラックの運転手は名前も告げず、そのまま立ち去ったという。
少年2人は今年8月30日から9月2日の間に、美濃加茂市内で同市の男性会社員(48)所有の軽自動車を盗み、乗り回していたという。いずれも美濃加茂市在住の会社員と無職の16歳で、中学の同級生で遊び仲間だった。軽自動車を盗んだことを認めており、「車を運転したかった」と供述しているという。【小林哲夫】
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